ソーシャルワーク演習Ⅰ学生の感想

第15回 授業全体の感想

  1. 一期の学びの中で特に印象深かったこと:加納さんの講義:私たちが持っている「社会福祉」のイメージと障害を持っている方が思う「社会福祉」のイメージは大きく違っているということがよく分かった。私たちが良かれと思ってやっていることが障害を持っている方にとっては有難迷惑ということもあるため、無理に思ってもない発言をしたり、あえて励ましたりするような安易な発言はするべきではないということを改めて学ぶことができた。また、私たちが何気なく使っている言葉も、単語によって、字によって意味が変わってくるものであるため、注意して使うべきだということを学ぶことができた。
    私がこれから学びたいこと:「社会福祉士」「ソーシャルワーカー」の在り方について:加納さんの講義を聞き、正直な「社会福祉」についての思いを聞くことができたので、加納さんの感じている「社会福祉」に関する不満などをどうしたらなくすことができるのかを深く考え、社会福祉士の在り方のようなものを学んでいきたいと思った。
  2. 本授業を通して一番印象に残ったのは今回の新野さんのロールプレイです。同じ資料を読み、同じ条件で受け答えを考えたのに、考えた人によって全然違う受け答えになったのが印象的でした。新たな発見や考え方があり、またこのような機会があれば取り入れて活かしたいと思いました。半年間ありがとうございました。
  3.  この授業では多くのことを学びました。例えば最初の自己紹介の時、実際に面接やめんだんをやってみた時に、初対面の人に自分のことをどこまで開示するか、なにか打ち明けるには勇気がいること。自分はどういう風に育ち、どういう価値観や考えを持っているかは、自分が思っているよりも理解できていないこと。このようなことを学びました。自分のことを理解できるよう、ソーシャルワーカーとしても成長できるよう、色んな経験をしていきたいと思います。
  4. 前期授業ありがとうございました。はじめての毎週の対面授業でした。慣れないことも多かったですが、実際にクラスのみんなと話すことができ、よかったと思いました。特殊な環境下での授業が続くが頑張りたいと思います。前期授業で特に心に残っているのは、加納さんの言葉です。普通に生活することも障害者にとってはサービスとなってしまう。これは私たちが普通に生活している上では気づくことができないことと思います。今後、当事者理解をより意識しながら授業を受けたいと思います。
  5. ソーシャルワーク演習の授業を受けて、専門的なことはまだまだですが、基本的な面接の仕方やコミュニケーションのとり方を理解することが出来ました。
  6.  1時間ごとに将来ソーシャルワーカーとしてとても大切なことを学ぶことができて良かったです。グループワークや動画での授業を通して自分の考え方や捉え方が足りないと痛感し勉強や経験をさらに積み重ねなくてはならないと感じました。半年間ありがとうございました。
  7. これまでコミュニケーションの技術などを学んできたけれど、実際にやってみるととても難しく感じました。新野さん役をやってみて、一緒に考えていきましょうと言ってもらえると、安心できるし励みになると感じました。また、声色などが落ち着く感じだと相談者側も話しやすいと思いました。他の人の意見を聞いて、相手の反応を気にしすぎてしまうと頼りない印象になってしまうのでよくないなと思いました。自分の考えを押し付けるのはだめだけれど、伝えたいことは自信を持って言えるようにしていきたいと思いました。
  8. 一期の授業を通じて特に印象に残ったことは、面接相談の際に相談相手と自分の価値観や育った環境が違うため、自分ではなく相手の価値観を尊重することが難しく、その上で自分の考えを持ち、その考えを言葉にして伝えることの難しさを学びました。
  9. これまでの講義を振り返って、特にコミュニケーション・面接の技術が勉強になりました。相手の立場に立つことや傾聴技術を学び、実践することでそれがいかに難しいかを身をもって体験しました。私は相談されるさい、安心できる環境・存在になりたいと考えて、演習に取り組んでいましたが、視線や手癖などが反省点だとわかっていたものの、改善できていなかったので意識して直していかねばと感じました。最後になりますが、短い間でしたがいろいろなことを学ぶことができました。ありがとうございました。
  10. 今回の授業でクライエントとソーシャルワーカーという立場を考えるとワーカーの受け答えに悩んでしまうことがあり、実際に相手に寄り添うということはとても難しいことなのだと思った。このソーシャルワーク演習Ⅰの授業は、対面で行うことができたのでより面談等のイメージがしやすかったのが良かったと思う。
  11. "第13回の自己と他者のコミュニケーションの特性の理解が一番印象深かったです。自分が質問する方と解答する方を体験して、相手が答えやすいように質問をしなければならないし、質問する時はクローズクエスチョンだけでなく、オープンクエスチョンをすることがとても大事であるし、相手についてもっと知れるように質問をするように心がけていかないといけないことを学ぶことができました。このような1期の学びを通して、相手と対話し、相手について知りたいと思う時は、相手の立場に立って考え、相手が嫌がらない程度に踏み込みながら質問をしてその中で相手のことを知ることができるようになりたいと思います。また、相手から信頼される話し方をできるようにしていきたいです。
  12. 今回の授業で、「この気持ちがあなたに分かりますか?」と問われた時に自分がすぐに思いつく回答がないことに気づいた。相手の立場に立つことの重要性は理解していても実際に言葉にするのは難しいが、棘のある言葉や相手に余裕が無い時にどのような配慮ができるのか、考えることが出来たと思う。まずは話してくれた感謝を伝えるとより良いと学ぶことが出来た。演習の授業全体を通して、自分の視野を広めて多角的に物事を考えることが出来るようになりたいと思った。その上で自分が行った行動や発した言葉が正しかったのか自問・反省することができるソーシャルワーカーを目指したいと思った。
  13. 15回の講義を振り返り、個人的反省を通して加納さんの障害を理由に普通の人とは違うと思ってほしくないという当事者の視点、それぞれ事情はあれども、それを理由に低所得世帯や社会的弱者を非対称的に考えてしまうという今後福祉を担う者として、面接・多様性という考えから己の価値観の反省や、視野の拡大など多くのことを学ぶことができ、大変良い経験をすることができました。
  14. 新野さんの事例で新野さんの訴えに対しての受け答えが難しかったです。同じ言葉でも受け取る人によって解釈が違うことがあるので言葉選びに気を付けなければならないと思いました。自分の価値観を押し付けず相手の話を受け止めて信頼してもらえるようにコミュニケーションの技術をもっと学びたいと思いました。
  15. 今回が1期最後の授業でした。ソーシャルワーカー側の受け答えが難しかったです。辛かったですねやがんばりましたねと言われる自分に寄り添ってもらえていると感じました。

 


第14回 面接技術

  1. 1人の問題に対して様々な視点から見つめることが大切だと思いました。交通事故によって様々な人が影響を受け、治療だけでなくその後の生活にも影響を及ぼすことがある事を学びました。
  2. 前回の面接練習の意見共有で自分では気づかない良いところが聞くことができたのでその部分を伸ばして行けたら良いなと思います。問題を見つけさらに想像するのが難しかったです。様々な事を想像する力を身につけたいです。
  3. 先週の面接場面で自分が質問した時の他の人の印象が、自分が思っていたより良かったです。自分を低く見るだけでなく、良いと言われたところも伸ばしていけるようにしたいと思います。また、新野さんの問題のやつでの創造は難しかったです。相手の立場に立って考えることを忘れず、来週までの宿題もしっかり考えておきたいと思います。
  4. 相手の気持ちになって、というのがとても難しいと感じました。相手の気持ちになって考えるなどの言葉はよく聞きますが、実際やってみると上手く出来ないと感じました。今回の事例で新野さんの気持ちになるのがとても難しく、問題がとても大変でした。
  5. 聞き手側の相手の発言をそのまま受け止められる包容力によって話し手は安心して話をすることができると思いました。面接では相手の話にしっかりと耳を傾け、相手の気持ちを理解できるように努めることが大切だと思いました。
  6. 前回のコミュニケーションの特徴を共有して自分では気づいていなかったことを教えてもらい気づけて良かった。面接の技法は他の授業でも教わったが受容や傾聴、共感をできるようにして自分の考えや価値観を押し付けないようにコミュニケーションとれるようにしたい。
  7. 新野さんが経験した問題によって新野さんが話されていることだけではなく、想像して他にも悩みや問題が発生する可能性を考えることも必要だと感じました。
  8. 今回の講義では、事例を用いてその問題の全体像を創作しました。いくつもの事柄が絡みついている問題だったので、そこを整理するのに苦戦しました。またクライエントにどう言葉がけをすればいいのかが難しかったのですが、そのクライエントの状況と同じ状況にもし自分がなったらと仮定し、その時に自分はどう思い、何を感じるのか考えることで、クライエントを理解するのにつながるのかなと思いました。
  9. 問題を解決するだけがソーシャルワーカーの仕事ではないということを改めて学ぶことができた。問題の背景を利用者が全て話してくれるわけではないので、創作し、自分なりに考えることも重要だと言うことがわかった。
  10. 面接の評価を受けて、自分がなにができて、なにができていなかったかを自己評価だけでなく、他者評価を通して確認することができました。特に自分が意識していなくてできていたことなど、予想だにしない評価を受け、それを長所として単発にしないように努めねばならないと感じました。面接は、社会福祉士にとって切っても切れないツールなので、これからもっと技術を磨いて、相手が安心できる存在になれるよう努力しなければならないと感じました。
  11. 今回の授業でグループのメンバーから助言をもらい、自分が人と話すときの良い点と改善すべき点が見えてきたので良い点はさらに伸ばしていけるように、改善すべき点は改善できるように今後の授業で活かしていきたいと思った。
  12. 面接での当事者の同一視について、以前私も電車の中でこの人はこのタイプだと、識別して予想していたのでずが、繰り返し同一視しすぎると個別化が失われてしまい同じ支援でも希薄になる可能性があるなど自身の考えの誤りに気づくことができました。
  13. 今回の授業では、新野さんとの面接においての問題についてまとめました。問題が何なのかからどうすれば良くなるのかを考えた時、新野さんの立場に立って想像しながら考えると言うことがこんなにも難しいものなのだと思いました。自分ではなく他人の立場に立って考えることがいかに難しいか学びました。
  14. お互いに面接の時の態度を話し合いました。改善しなければいけないことが多くあると感じました。また、その人に合わせて自分の癖をコントロールすることも必要と思いました。そのために自分が持っている話し方や態度の癖を理解することが必要と思いました。

 

第13回 面接技術①

  1. 面接のように向かいあって相手に質問などをする際に、くせや動作が出てしまった。時計を見る仕草などもしてしまって、あまりいい質問者とはいえない感じであった。くせなども直さないといけないなと感じました。
  2. 今回の授業では、面接によるコミュニケーションの練習を実際にしました。思ったことは、話と話の合間の使い方が難しいということです。沈黙の時間が怖く、話さないとと焦ってしまうことがありました。沈黙の時間なのか、考える時間なのか、上手く使うために、たくさん経験をこなすこととうまくいったこととダメだったことを考える必要があるなと思いました。またあらかじめ質問を考え、頭の中にしまっておくと良いなと思いました。
  3. 普段友達と話していて、質問の筋道など考えたことがなかったので、とても新鮮だった。これから質問をすることも増えてくると思うので、その人に合った質問や、どういった質問をすればスムーズな会話ができるか、など、考えながら筋道を立てることがとても重要だと感じた。
  4. 他のメンバーのコミュニケーションを見ていて、みんな笑顔でリラックスしていたのがいいと思いました。また、相手の発言を遮らずに最後まで聞けていたのが良かったと思いました。私が回答する側で答えに迷っていたときも待ってくれたので落ち着いて話すことができました。沈黙になってしまうとつい焦ってしまい何か違う質問をしなくてはと思いがちでしたが、回答者が考える時間も大切だし、質問者は相手の回答を待つことも大切だと思いました。
  5. 質問するか応答するかや相手によって緊張したり態度や話し方が変わると感じました。前回の授業を意識して質問することが難しかったです。
  6.  前回の授業で学んだ、コミュニケーションをとる上で重要となる言葉遣い・態度・姿勢・目線・座り方・癖などを、実際に念頭に置いて面接式のコミュニケーションをとるのは結構難しかったです。話に夢中になると、自分の癖が出てきてしまったりしました。もっと回数を重ねて手本となるコミュニケーションをとれるようになりたいです。
  7. 面接場面を用いてコミュニケーションを取った。面接では自分が回答するのはとても楽だったが、質問する側ではオープンクエスチョンをする様に心がけたり、相手が話しやすいように話を振るし、たくさんのことに気を使いながらだったので結構大変だった。
  8. 相手の情報を引き出すために、こんなにも色々なことに意識しなければならないのかと感じました。特に相手と真摯に向き合うための姿勢や言葉遣いなど今回自分ではできないと感じることが多かったので、日ごろから意識していこうと感じました。
  9. 自分で質問の仕方や姿勢について振り返るだけでも話が続かない焦りから癖が出てしまったり話がバラバラになってしまったりと改善点が多く見つかったため、次回、メンバーからの指摘も踏まえて直していきたいと思う。
  10. 今日の授業で、相手との距離感が大事であることを強く感じた。10分間話す中で、目の前で至近距離だったら話しづらかったなと感じた。また、自分が回答する立場になった時に、質問する人が相槌や短い応答をしてくれると、自分の話を聞いてくれているのだなと安心した。向かい合って話すと、相手の行動の癖や話し方の癖がよくわかり、その癖が相手にどのように伝わるのか考えることが出来た。
  11. 今回のような実践形式でのコミュニケーションは、相手が話しやすいような雰囲気作りや話し方などが自分自身ではわからないので少し苦戦しました。
  12. 相手のことを知るために質問をしてみてその場で質問を考えたりするのが難しかったです。質問をして相手の答えを待っている間の沈黙は我慢できましたが自分の質問の仕方が悪かったようにも感じたので改善したいと思いました。
  13.  面接演出を行ってみて、実際に自分で質問者を演じた後に他者の観察者を行ってみて自身を振り返ってみると、ジャスチャー・リアクション・姿勢など少し意識してみると、馴れ馴れしすぎたと思うところや、意図的に流れを作れば話の展開が見込まれたものなど、面接者としての立ち回りの基礎について勉強になるものがありました。
  14. 面接の仕方でした。意外と自分の癖があることに気がついて、反省しました。今回は学生同士でしたが、社会に出たら色々立場や年齢の人と面接することがあると思う。その場面や人にあった質問の仕方をしないといけないと感じました。
  15. 質問の際、途中で何を質問するのかが思い浮かばなくなってしまい間が開いてしまいました。質問は思っていた以上に難しかったです。観察では手のくせなどが出ているのを見て無意識のうちにくせがでてしまうなと感じました。

 

第12回 基本的なコミュニケーション

  1. コミュニケーションの基礎について詳しく知ることができました。コミュニケーションをとる時に足組みや腕組みをしない、視線を合わせること、貧乏揺すりをしない、座り方に気をつけながらようにしたいです。
  2. コミュニケーションを取るとき、基本的に大事にすべきことを理解することができた。表情、態度、言葉がけなど全ての面において重要なことがあるし、中でも座り方や視線が態度において特に気をつけなければならないことを、実践を通して理解できた。
  3. コミュニケーションを取る際に自分の受け取り方や投げかけ方を意識して、相手に安心を与えられる姿勢が取れるようになりたいと感じました。また、今回感じたことを実戦しコミュニケーションが円滑に進められるようにしたいです。
  4. コミュニケーション技術について、学習した。単に会話するだけでなく、相手への態度や相槌によってその人が感じる感じ方は異なることを学習した。最初の方では相手の方を見て話を聞くことが良いことと決めつけてたが、相手と程よい距離感を保った上で、視線によって話を聞いてる態度を表現することが重要である。これから、たくさん人の話を聞く機会があると思うが、学んだことを活かし、行っていきたい。
  5. 意図的な「表情」「態度」の演習を行って、投げかけ役をやったときどうしたらマスクの上からでも温かい表情を取ることができるか考えながらやるといつもと違った感覚だった。
  6. 今回の授業では、非言語コミュニケーションについてグループワークをしながら考えました。コミュニケーションについて考えることはあまりなく、自然にできているものだと思っていました。でも今回の授業を通じて、自分が思っているより、出来ていなかったかなと考えました。そのためこれからはもっと非言語コミュニケーション能力を鍛えていけるよう、相手の目を見て、当たり前と思わず、しっかりとした姿勢で望んで行ければいいなと思いました。
  7. コミュニケーションについて学んでいきましたが、非言語が与える印象がいかに大きいかを学ぶことができました。特にペン回しや足組みは癖になっており、やってしまうことがあるので、相手にとって安心できる関係形成を作っていくためにも日頃の生活を見直す必要があると思いました。相手にとって話しやすい存在になることは援助をする上で重要なことだと他の講義でも学んでいるので、安心できる存在になるためにもやってはいけないことなどを具体的に学ぶことができて非常に参考になりました。
  8. 今回の授業でコミュニケーションは言語による情報の伝達だけでなく、話し相手と自分の向きや態度、癖や目線の位置など非言語による情報の伝達も行われており、これらは言語による情報の伝達よりも一度相手が受け取ってしまうと訂正がしにくいと思ったため、自身の癖などで相手を嫌な気持ちにさせていないか考える必要があると思った。
  9.  コミュニケーションについて演出をしてみて、投げかけ側での席に行くまでに周囲の目線や緊張など意識が分散してしまい、更に相談者からすれば初対面で不安、恐怖、緊張など様々な感情が生まれてくるため、相談内容の自己開示といった対話の壁など、自身で擬似体験でなんとなくでも当事者側の気持ちを把握できたとは大変良い経験になった。
  10. マスクを着けている状態では目元しか見えず、無言になったときに気まずい雰囲気になってしまった。顔を見せることで笑顔や困り顔など、相手の感情が見えやすくなる一方で、マスクをして相手に顔が見えないからこそ得られる安心もあるのではないかと思った。特に初対面の人には、マスクをしていた方が安心して話せるのではないかと考えた。コミュニケーションは顔だけで行っているわけではなく、身振り手振り・態度・口調など、ノンバーバルコミュニケージョンで見えない表情の部分を補う方法を考えることも必要だと感じた。
  11. 今回は相談援助技法の基本としてコミュニケーションについて学びました。自分が無意識にやっている行動も思ったより相手から見られていると感じ、非言語コミュニケーションにもっと気を遣わなければならないと思いました。
  12. 「表情」「態度」の演習を行って非言語のコミュニケーションの重要性を感じました。マスクをしていて顔全体は見えなくても、目だけでも笑っているのが分かると受け止める方はリラックスできると思いました。また、座り方や視線の高さなどが変わると相手に与える印象も大きく変わることが分かりました。今後授業や実習など人と関わるときは今回の授業で学んだことを意識して、安心できるかかわりを構築するためのコミュニケーションを行えるようにしていきたいと思います。
  13. コミュニケーションについて実践してみてマスクなどもあり表情がなかなか読み取れないので表情や態度だけでの挨拶は難しかったです。座る位置などは正面よりも斜めに座っている方が緊張感なく相手を見れたと思います。ちょっとした差で安心できると感じれるかが変わってくるのだと思いました。
  14. 手の動きや仕草、くせなどで相手を嫌な気持ちにさせることや、相槌、会釈、などをすることで相手を安心させられるということがわかりました。
  15.  今回の講義では、ソーシャルワーカーには必要不可欠なコミュニケーション技術の基本的な部分を学びました。実際にグループの人と基本的なコミュニケーションをとってみて、言語的技術ももちろん重要ですが、非言語的技術の重要さを強く実感しました。表情・態度・言葉がけのどれもが大切で、普段友人と話しているときのような無意識なコミュニケーションの取り方ではなく、意図的に自分自身のコミュニケーションを操ることが必要だと思いました。これから今以上にソーシャルワーカーが必要とされるコミュニケーション技術を、実践を通して身につけていきたいです。

 

第10-11回 キャリア形成(先輩の話)

  1. 大塚さんの実践についての感想: 大塚さんは、自分がしてきた活動や支援の仕方について、とても自信を持っていて、後悔やネガティブな思いが全く見られなかった。利用者はソーシャルワーカーの迷いがあると不安になってしまうので、ソーシャルワーカーの自信や強い意志はとても大切だと感じた。
  2.  大塚さんからソーシャルワーカーについてのキャリア経験についての話を聞き、私は生活保護の分野や警察署福祉課とった行政機関でのソーシャルワーカーを目指しており、実際に社会人になった時どういったキャリア形成に至るのか、今後の実習やインターンを考えるにあたって一つに縛られた福祉職のキャリア形成ではだめなのではないかと大変参考になるものがありました。
  3. キャリア形成について、自分の性格を理解していることとやりたいことを明確に持っていることが大切だと感じました。また、支援をする際には本人や家族に気持ちに寄り添い、大塚さんのように本人や家族のペースで進めていくことが大切だと思いました。
  4. どの支援でも、支援者と援助者の横並びの関係が大事だと、たくさんの分野で支援をしてきた大塚さんの講義から感じ取れました。それを聞いて、以前のゲストスピーカも言っていた「サービスではなく権利」の言葉を思い出しました。支援をする側が「してあげる」という気持ちで接するなということを大塚さんの講義を通してさらに感じ取れました。
  5. フリーランスの社会福祉士という働き方を初めて知りました。ホームレス支援活動やスクールソーシャルワーカー、地域活動支援センターなど、同じ場所で長く支援することの意義もある一方で、より多くの支援活動を通して気づき・発見があるのだなと感じました。また、コネクションの大切さについて話されていて、ソーシャルワーカーは1人で業務を行うのではなく他職種や同僚と連携して支援を行うことの大切さを改めて感じました。
  6. さまざまな分野の課題を抱えた人の支援をしてきた大塚さんの話を聞いてとてもタメになった。実践の話全てから学べることがあったし、利用者個人だけでなく周りの環境も支援していくことがとても大事だということを改めて学べた。
  7. 今回の授業でソーシャルワークの実践について実際のソーシャルワーカーの方からお話を聞くことができ、自身の将来を考える良い機会になりました。
  8. 本人の意思を考えたり、理解しようと心がけたりすることが大事だと実感しました。そのことを尊重することでいい結果につながる可能性もあるということが分かりました。
  9. 福祉は様々な人と関わるのでコネクションはとても大切だと思いました。前に授業でもやりましたが知らないがゆえに怖いという感情を持ったりできないという思い込みがあったりするので初めての人と関わるときは私はしっかりと相手のことを知るところから始めたいと思いました。利用者さんだけでなくその周りの人との関係も改めて大切なのだと分かりました。福祉の仕事はどの分野でも基本は変わらないということを学びました。人と人をつなげたり人とサービスをつなげたりしながら本人の意思も尊重しつつ支援していけるようにしたいです。
  10. " 立正大学卒業をした先輩である大塚さんのお話ということで、自分と照らし合わせて考えることができました。また、大塚さんのこれまでの社会福祉に関する経験が豊富で、働く場との関わり方だったり、どのようにして職場を変えたのかなどを聞くことができ、これから社会福祉に携わる身として本当にためになりました。
  11.  また今回の講義で特に印象に残っているのは、自己決定の尊重と意思決定支援についてです。支援をする際に、相談者とその家族の意志を尊重させつつ、決して自己満足にならないように支援者の意見をどのように伝えたらいいのかを学べました。"
  12. 今回の大塚さんのお話を聞くことで、社会福祉士、精神保健福祉士としての大まかなキャリアの一つを具体的にイメージすることができました。また、フリーの社会福祉士という働き方もあるのだと今まで知らなかった働き方を知りました。そして、フリーならではの様々な支援現場での実践や経験の話を聞くことができとてもためになりました。
  13. 様々な経験を積んでその時にもっとこうしたいなど挑戦したいことを見つけ、挑戦していく大塚さんがかっこいいと思いました。また、クライエントの方の人生を最後まで必ず見蕩れるわけじゃないという言葉が印象に残りました。人生を最後まで必ず看取れる訳では無いので、沢山の人と協力しもし自分がいなくなっても支援を続けられるよう連携しておく事が大切だと感じました。
  14. ソーシャルワーカーとしてのキャリア形成についてゲストスピーカーの方のお話を聞きました。現在フリーランスとして活動されており、過去にもNPO法人や障害者支援に関わっていたりと多くの経験をされていました。一つの分野にとらわれることがなく、活動さており、経験値が高いと思いました。
  15. 支援をしていくうえで、人を助けるということの重みと中途半端な気持ちで支援をしてはいけないということを大塚さんは転職をして学んだことだと思います。私はまだ職に就いたこともないし、転職もしたことはないですが、このように人の体験や経験を聞いて学ぶことも多々あるなと思いました。
  1. 比留間さんの動画を見て福祉の仕事に就く人は最初から福祉を学んでいた人だけでなく色々な仕事から来てることがしれたのが面白かった
  2. 「サービスに当て込んではいけない。」という言葉はその通りであると思った。その人のその人なりの人生を自分で設計できるようにサポートしていくのが相談支援員として重要だと思ったし、他の専門職との連携をしていくことが利用者の問題解決につながると感じた。
  3. クライエントの方と話す時に、その方の支援を最初から筋道を立てたり決めつけないために、思い込みを取り除いた真っ白な状態から面接を始めることが大切だと思いました。
  4.  キャリア形成についてSEから福祉職、分野の転属など実際職を変えた方々の話を聞き、自分は行きたい分野が定まってきたのですが、だからといってその分野一筋で続けるというとまだ迷っているものがあり、もう少し将来について一度柔らかく考えを改めてみようと思いました。
  5. 最後の動画の比留間さんの話を聞いて、福祉についての知識がまた一つ増えました。人間10人いたら10通りの支援があり、10個の希望があるので一人一人としっかり向き合い、支援する上でその人になにが必要でどんなことをすればプラスになるかを考えることが大切だということがよく分かりました。また、その人の支援内容を法律や規則に基づいて決めるのではなく、その人の考えや意思を尊重することがその人に合った1番いい支援だということを学びました。そして、社会福祉士やケアマネなどの支援をする立場の人は柔軟な考えを持つことが必要なのだと思いました。
  6. 大塚さんは様々な分野を経験していて、新しい職場ではその経験の積み重ねを生かして仕事をしていると思いました。新しいことを始めるには自分が何をやりたいかを明確に持っていることが大切だと感じました。
  7.  自分のキャリア形成について考えさせられる授業でした。一口にソーシャルワーカーと言っても様々な働き方があり、そのどれもが支援する相手に寄り添い、色々な人と協力しなくては成り立たない職業と感じました。
  8. 前回の大塚さんの話について意見交換をして同じことを見聞きしてもそれぞれ違うことを感じていることがわかりました。他の授業で習ったことで忘れてしまっていることもあったので実践面を大切にしながら知識もしっかり得ようと思いました。
  9. 講義最後にみた動画では、道筋を立てすぎて、私が決めつけて色をつけてしまうことはやってはいけないことだと述べていました。そこから、サービス優先のアプローチをするより、相手にそったアプローチをすることの重要性を感じました。また、キャリア形成の動画を通して、自分の将来像を考えるきっかけになりました。自分に合った職業がなにかをこれから積極的に探していこうと思いました。
  10. 今回の授業で働き方や実践について学ぶことが出来ました。今回の授業で見た動画でサービスをその人にあったものを提供する、その言葉にとても共感出来ました。
  11. 今回の授業はキャリアについての内容もあったので、今後の学習のためにもう一度自身の目標を見直して今後の大学生活に活かしていきたいです。
  12. 今日の授業で、社会福祉士に求められるのが制度を暗記することだけでなく、その知識をどう活かすのかが大事だということが分かりました。制度を覚えることも必要だけど、クライエント一人一人に適した、その人がどう幸せになりたいかを一緒に追求することが必要だと感じました。また、今までの授業でも相手を多角的に見ることが大切だと学んできましたが、今回の授業でも視野を広げて多角的に実践することが大切なのだなと改めて感じました。
  13. 最後に見た比留間さんの動画がよく印象に残っています。福祉にも色々あって、介護職員だけではなくたくさんの場で活躍している人がいるんだと思いました。そして、比留間さんが、おっしゃっていたように、(福祉らしい人間)にならない、本来の自分アイデンティティを忘れずに仕事していきたいです。
  14. 今回の授業でキャリア形成について班で話し合い、自分の行きたい分野などキャリアが形成されているなと思いました。自分の住んでいる地域にある地域包括支援センターや社会福祉協議会を今回の授業で調べて初めて知りました。機会があったら見学をしに行きたいです。
  15.  先週のゲストスピーカーである大塚さんの動画をもとに、グループワークに取り組みました。自分の地域の社会福祉協議会・地域活動支援センター・地域包括支援センターを調べ、具体的に何をしているのか、だれが運営しているのかを知り、グループの人とそれを知ったうえで話し合えたのがよかったです。また特に印象に残っているのが、グループの人たちと自分の将来をどう考えているのかを話し合ったことで、1人1人目指すものが違えば、考え方も違く、普段聞くことのない友達の一面を見ることができた気がして、面白かったのと、刺激になりました。

 

 

第8-9回「家族関係への支援」「安心できる環境」

  1. 支援の際、その方の背景、プロセスを理解することが大切である。根本的なところが必ずしも現象として出てきている部分の対策だけではなく、その人がそこに至るまでのプロセスを知ることでその方への支援の仕方、内容をを決めていくことができる。
  2. 高橋さんの話を聞いて、今までとはまた違う「虐待」という視点からの当事者の話を聞くことによって、新しい考えを吸収することができました。今までも授業などを通して「安心する環境を作る」とか『安心』ということ自体に何の違和感もなく感じてきたが、今日の話を聞いて『安心』ということ自体を経験したことがない人がいるというのに気づかされました。考えてみればすぐわかることであるのに、自分は家が安心した空間であるので日常的に安心していることから、気づくことができていませんでした。とても重要となる視点に気づくことができてよかったです。これからはもっと当事者側に立って考えないといけないなと思いました。
  3. 今回のゲストスピーカーは虐待の当事者でもある、髙橋さんでした。’’家族’’という存在は一番安心できる存在でなければいけないと思います。しかし、すべての家族が同じように、幸せな暮らしができる訳ではありません。虐待される日々が当たり前になってしまことが一番怖いことだと感じました。40歳くらいで気付く人もいると言う話、非常に恐ろしいと感じます。誰も気づかず、心のトラウマになる。そうなる前にストップをかける必要がある。
  4.  高橋さんのお話から支援者の立場から当事者に対し、私たちは居場所を作ってあげる。安心できる場所というその気持ちを知ることができなかった当事者たちに知ってもらい安心できる時間を提供する。これから福祉を担う者として、逆に当事者にどんな背景があるのかを私たちは知り理解する必要があると福祉士の基盤について改めて学ばされるものがありました。
  5. 今回の授業で高橋さんは当事者であったということもあるが、自身の経験を支援に活かしていくことができるのは素晴らしいことであり自己理解の重要性を改めて感じた。また、今回の授業で印象に残ったのは高橋さんが見せてくれた団地の写真である。なかなか教科書では見られない現実を見ることができたのが良かったと思った。
  6. 今回の授業で高橋さんの話を聞いてみて、いろいろな障害があり、上手に支援するにあたって、その人の背景を理解すること、支援者に心を開いてもらい、安心な場所を作ってあげることが大切だと思いました。
  7. 私は小学生の頃虐待によって離れ離れになってしまった友達がいます。その子はとても暴力的な子で普通学級には通えず特別支援学級に通っていました。しかし、虐待という家庭環境から暴力的になっていたり人間関係や学校生活に適応することが難しかったのだろうと思いました。そして、暴力的になっているプロセスまで見れていたら早く虐待に気づくことができていたのではないかと思いました。不登校は本人の問題や学校での問題がありますが家庭環境の問題でも不登校になるのだと知りました。行きたい時に病院などに行くことは私は当たり前だと思ってしまっていますがそれが有難いと感じるような環境にいる人もいるのだと改めて感じました。虐待などのトラウマは中々自然消滅は難しいので治療がしっかり必要なのだと思いました。ただ安心などの感覚がわからない人もいるということを今回知ったので安心という体験を今しているということを忘れないようにしようと思いました。今回の話を忘れずに課題や問題の背景をしっかりと見て支援ができるようになりたいと思います。
  8. 家庭環境がよくないことが原因となって不登校になってしまったり、その家庭環境がよくない状態になってしまう背景にもまた原因があるなど、様々な要因が関係し合っていることが分かりました。そのため支援の際には背景を理解することが大切だと分かりました。
  9. 安心できる時間や場所を提供するスプーンフィールドの取り組みや虐待などが起きてしまうその背景にある貧困や生活環境の影響などについて知ることができました。
  10.  安心を体得することは社会で生活する中で大事なことだと感じました。また、安心を言葉だけでは理解するのではなく実感することがその人の心のケアであったり支援につながるとも理解できました。そして、表面的にその人の問題を見るのではなくどうしてそうなってしまったのか知ることが大切だと学びました。
  11. 今回のゲストスピーカーの方の話を聞き不登校という問題だけではなく、暴力や貧困などの背景にある問題に着目することが大切だと思う。私は何かをする上で1つの課題に視点を当てがちだが、なぜそうなったのか、どうするべきだったのかなど、その背景に何があるのかを突き詰める事で根本的な課題を改善できるのではないかと思った。また、社会に適応できているからいいのでは無く、クライエント一人一人と向き合い支援していくことが必要だと思う。
  12. 当事者だからこそわかる強みを強く感じた話でした。高橋さん自身が虐待の被害者であったことが、支援をするにあたって強みになっていることを感じ、自分の経験やコンプレックスが誰かのための強みになるのではないかと思いました。話の中では、「底から安心という経験をしたことがないひとは安心をイメージすることができない」という内容が印象に残りました。「安心して下さい」という言葉は簡単に言うことが出来るけど、真の安心を知らない方に対して経験をしたことがないことを言っても安心できないのではないかと気づくことができました。また、生活背景にアンテナを立てることが大切だというお話を聞いて、課題を立体的に、背景にあるものを追うことができる支援者になりたいと思いました。
  13.  虐待の当事者であり、現在では虐待や不登校・貧困・DVなどの当事者を支援している高橋さんのお話は、実際に当事者であったからこそ気づけたことも多くあり、本当にためになりました。特に印象に残っているのは、「安心を”知る”だけでなく、”体得・実感する”ことが必要だ。」ということです。私はまだそういった問題の当事者に実際に会い、サポートをしたことはないのですが、もし支援する時が来たら「安心してください。」と言い、安心を体感させるようなことは意識的に行っていなかったかもしれません。これを機に、「安心を体得・実感させること」を念頭に置いて、ソーシャルワークにおいて必要な事・我々の役割は何なのかを考えていきたいと思いました。
  14. 高橋さんの、虐待を受けた当事者であり、支援者でもある視点からみた講義内容をみて、当事者にしか感じられない感情やニーズを考えさせられました。特に支援者の言う「安心してください」が、当事者にとって安心の経験がない場合にかえって焦らせてしまうことを知り、支援者としての言葉選びの難しさを感じました。また、表面ではなく背景を知ってほしいという思いを聞いて、体験している当事者であり、また、他の人の体験を聞く支援者の高橋さんならではの言葉の深みを感じました。虐待を受けた方の話は、今までほとんど聞いたことがなくイメージが薄かったのですが、本講義を受けて支援者としてどう向き合えばいいのかなどを考えさせられました。
  15. 母親から虐待を受け祖父もアルコール依存症で戦前と変わってしまったと聞き、安心できる時間や場所がなく子に受け継がれていってしまう可能性が高いのだと感じました。生きていくうえで安心できる時間は必要であり、このような時間が少なかったら課題を解決するとともに支援が大切になるのだと思います。
  1. 原因を解決するのではなく、まずは安心して心を開くことのできる空間を作るというところが重要だと感じました。その中で、背景や本人の意向を知ることができ、より効果的な方向に向かっていく。問題を解決するだけが、支援のあり方ではないと感じた。
  2. 自分が安心できる場所や時間があることが当たり前になってしまっており、どうすれば安心できる場所や時間を作れるのかを考えるのが難しく感じた。
  3. "安心できる場所や時間を作るのは難しいことだと思いました。自分は普段から家で安心しているけど、なんで安心するかは考えてこなかったので難しかったです。私は、住宅の設計とか見るのが好きで、設計したいとかは全然ないですが、福祉と設計が関わっていることも知れて、とても興味深かったです。安心できる空間、人とのつながりは大切だと感じました。"
  4. 安心できる場所や時間はとても重要だが作り出すのはとても大切なこと。そうして生まれた安心できる時間や場所は提供される側が抱えてる問題を浮き彫りにし解決へ近づけることがある。また安心できる時間や空間は個人個人で違うからそのことも加えながら考えなければいけないと思った。
  5. 安心できる空間作りや安心して色んなことを実行できる場所、なんでも話せる人など、自分のことを理解してくれる人がいることが大事になってくるのだと思いました。安心を知らない人はフレンドリーに話せる人や場所などを知らないのかなとも思いました。そのような場所などがもっと世間に知り渡って行けばいいなとも思いました。
  6. 安心できる場所や時間は人それぞれ違うため、一人一人に合わせて場所や時間を提供することが必要ではないかと思いました。また、安心できる空間をつくることで自然とこども食堂やお年寄りの方の生きがいになったり、地域住民の方の拠り所になっていくことが素敵だなと思いました。
  7. 今回の授業で安心できる場所や時間の大切さについて深く学ぶことができました。私は同じ状況や気持ちでいる人が集まって共有する事で安心できる場所ができると思っていましたが、最後のビデオでどんな人でも話して心を開くことで安心できる場所が生まれるということがわかりました。
  8. 安心できる時間や空間作りに対して、自分を認めてくれる人や気を使わずに話せる人の存在はもちろん、居心地のいい空間や建物の設計にも工夫があることを知ることができてとても関心が湧きました。とても興味深かったので個人的にも時間がある時に調べてみようと思いました。
  9. 今回の授業で学んだことは、安心を知らず、過去のトラウマであったり嫌なことがフラッシュバックしてしまう人もいる。そのような人を支援していく中で、その時間が初めて安心を体得でき、私たちがその支援の中で初めて当事者の安心を体現させ、その安心を辿って自分の気持ちを見つめていくことができる。そのきっかけを作ってあげることが大切だということを学びました。安心できる場所作りに興味が湧き、自分でも考えてみようと思いました。
  10.  今回の講義では、安心の大切さや、そんな安心ができる場所・安心ができる時間について話し合い、それをつくるにはどうしたらいいかを考えました。話し合ったこと、実際に活動をしている団体を見て感じたのは、安心ができるようにするには、誰でもフリーの空間設計が必要なのだと思いました。区別をして空間を作るのではなく、フリーで誰でも入りやすい場所を作り、そこでコミュニケーションをとることから安心は始まるのだと思いました。
  11. "気を使わずに何でも話せる人との対話の時間。好きなことに没頭できる場所。薬などではなく、好きなことに依存できる時間。"
  12. 人それぞれ、安心できる時間・場所は異なるけど、求めるものは似ているなと感じました。誰にとっても安心できる時間・場所は必要であり、それが自分自身や自分の周りの人にも大きな影響を与えることができるのだと感じました。
  13.  最後の動画や商店街の話で、誰からも攻撃をうけない、いてもいいと認めてもらえる空間や何でも話すことができる人の存在は大切だと感じました。そういった空間づくりを心がけられるようにしたいです。
  14. グループで話し合って、ひとりでいる時が1番安心できる人もいれば家族といる時が安心できる人もいて、安心できる場所や時間は人それぞれだと思いました。でも攻撃されないということや自由な空間というのは共通していると思いました。また、安心できる場所や時間を作るためには空間を考えることも大切だと分かりました。
  15. 安心できる場所や時間は家という人が多かったので私達には最初から安心できる場所があったのだと思いました。しかし、家が安心できる場所ではない人もいてそういう人の中に安心を知らずに生きている人が多いのだろうと思いました。安心できる場所や時間を作るには趣味や好きなものを見つけることが必要だと思いました。そして何より安心して一緒にいれる存在が必要だと思いました。
  16. 動画を見て、安心できる場所や時間を作るためには、いることが認められる空気感が大事だと感じました。そのためには非審判的な姿勢をとり、攻撃的に感じられるような態度を示さないことが、対象にとって過ごしやすい環境になると考えました。そういった安心できる場が、根本的な問題の解決や問題を打ち明けやすい環境づくりにもつながるので、そういった空間設計が求められているのだなと感じました。
  17.  講義を振り返り空間設計という言葉に惹かれるものがあった。安心な時間や場所、人を惹きつけることやきっかけ、変化を与える場所、そういった空間設計を考えることは意識して行ったことが今までなかったため、これを機に空間心理や環境設備など、何をすればどう反応するかなど、状況把握能力について具体的に考えてみようと思いました。
  18. 今回のグループワークで、「安心」に対して新たな発見ができた。安心は他者や環境から得られるものだと考えていたが、安心からパーソナリティを形成できるという発見ができた。どのような空間設計をしたら安心できる空間になるかという問がとても難しい議題だった。私が安心できる空間や時間と他者が安心できる空間や時間は違うので、より客観的に、一方で主体的に考えることが必要だと感じた。

 

第6-7回「社会福祉なんていらない」:障害当事者のお話を聞く

 第6回は、「障害当事者のお話を聞く」というテーマで、さいたま市内で生活している方と教員との対談動画を見てもらいました。本来は大学にお呼びして実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症蔓延によりやむなく断念。これからも、現場から、本人から学ぶ学習プログラムを追求していきます。

 翌週の第7回はディスカッションを行いました。そのうえで、学生にはお話しいただいた方に向けたメッセージを書いてもらいました。文面を見ると、そもそも「当事者」とはだれなのかについても、考えが及んでいる様子です。以下、ご紹介いたします。

  1. とても貴重なお話、ありがとうございました。私は社会福祉=良いイメージをずっと持っていました。でも、お話を聞いて、社会福祉は表面は親切でありがたい組織なのに、裏面は綺麗事を並べてる部分も多くあるのかなと思いました。私のアルバイト先では一定の期間、障害者の就職支援という名目で障害を持った高校生が職場体験をしに来ます。そこで障害を持った同世代の人と関わり、好きなものや好きなことの話で盛り上がったりしました。障害を持っているという違い、日常生活が少し違うというだけで他はなにも変わらないし、同じ人間なんだなと感じました。障害者と健体者は違うけど、違う上でどうしたら同じような状況を作れるのかを考えるべきだと思いました。お話を聞き、社会福祉に対する考えや思いがだいぶ変わりました。貴重なお話をありがとうございました。私はソーシャルワーカーを目指しているので、障害を持った人の意見に耳を傾け、実際の障害を持った人の意見を聞き入れ、活かしていきたいと思いました。
  2. 今回の授業で考えたことは、障害者に対する学校や病院の対応の現実がどのようなもので、将来社会福祉士を目指す私たちが障害者の日々の生活の不満、サービスの現状をしっかり理解する必要があることです。障害という対象としてみることをやめ、同じ人間として平等な対応、行動ができるようにする必要があると思いました。そのために、当たり前のことを当たり前に行える環境作り、行政にこれは違うのではないかと訴えられるように私たちも考えていく必要があるなと考えました。
  3. お話を聞き、同じ人間で同じ人間ではないと言うセリフが印象的です。障害を持った人に優しくと多くの人が言うが、それは障害者を特別扱いしてる。それは福祉の対象としてみてしまっているのだと気付かされました。障害の有無に関係なく、福祉の対象としてではなく、それぞれの個性を生かせる場がないといけないと思いました。
  4. お話を聞いて、まだまだ理解が足りなかったと実感しました。確かに、お風呂や食事は権利であり、やるべき事であるはずなのにサービスであることに疑問を持ちました。そして、介護と介助の違いも教えていただきました。介助はできないことを手足としてやること、初めて知ったのでしっかりと覚えて今後に活かしていきたいと思いました。本当に今回はありがとうございました。
  5.  今回私たち学生のために長い時間話してくださりありがとうございます。私は親が社会福祉関係の仕事だから、という理由でこの学部で勉強していますが、当事者ならではの、「自分が体験していないことを前提にして話す」という疑問を持ち社会福祉を勉強したと聞いて、そういう視点で見れない自分が恥ずかしくかんじました。全員がこういう傾向といったマニュアル通りの人間じゃないというのは、とても響きました。ありがとうございました。
  6.  今回の授業で自分との違いを比較し、入学条件があったり付き添いが必要だったりと違う所をたくさん見つける事が出来ました。バリアフリーがなかったり障害者への対応が不十分で良くない環境もあったかと思います。私はこれから障害者と関わった時、出来ない事を援助し、考え、関わっていきたいです。また、遠くで見るだけでなく質問などをして積極的に関わろうと思います。
  7.  動画でお話を聞いて自分の福祉に対する考え方を考え直さなければと思いました。自分の障害に対する認識や視点、福祉をサービスという捉え方ではなく人として生きるための当たり前のこととして捉えていきたいと思います。今回はお話をしてくださりありがとうございました。
  8. 支援する側、支援される側としてではなく、障害のある人の生活を知り、どう違うのか、どう困難なのかを考え、どうしたらいいか一緒に考えていくことが必要だと学びました。今回お話を聞くことができてよかったです。
  9. 今回の講義を通して、障害者への印象が変化したように感じました。今まで障害者の生の声を聞くことがなかなか無かったので、新鮮であり、驚くことも多々ありました。私から見ると障害者の生活はすごく大変なもので特別なものという認識があったのですが、障害者からしたら自分自身の生活は特別なものでは無いということに気付きました。また、今まで障害者と接する時にどう接したらいいかと思うことがあったのですが、特別扱いや周りの人と態度を変える必要は無いのだと思いました。今回は動画を通して障害者の声を聞いたのですが、まだ分からないことや私が不十分な点も多くあるので、実際に障害者と会ったり、その現場に行ってみたいと思いました。ありがとうございました。"
  10. お話の中で、「守られたいわけではない」「サービスではなく人としての権利である」という話を聞いて、今までの考えが改められました。大学に入って色んな授業で障害者に対する支援として様々なサービスを学んできましたが、健体者は普通にできているものを、障害者は“サービス”として利用されているのはおかしいことである、と思いました。この考えは授業で学ぶことも含め、社会全体に根付いたものだと思うので、この障害者に対する“サービス”と考えること自体から変えていかなければならないと強く思いました。ご自身が思ったまま話してくださったので、今までの自分の考えを改めることができました。今回お話しいただいた内容をしっかり考え、今回学んだことを胸に自分が助ける側になりたいです。
  11. 介護者ではなく介助者として、護って欲しいのではなく助けが必要な時に助けるという感覚で、関わっていくという考えに衝撃を受けました。これまでは助けてあげなくてはならない人として制度や法律を通して接していたが、制度や法律を通して見るのではなく1人の人として、接していくことが大切だと思いました。
  12. 私は話を聞いて、障害の有無に関わらず同じように関わることは社会福祉を学ぶ私達であれば当事者の話を聞いて考えを改めることができるが、社会福祉に関わりのない人はそのように関わることが難しいと思うため、社会福祉に携わる人の啓発活動が重要だと考えました。貴重なお話をありがとうございました。
  13. 支援されることはサービスではなく権利であり、当たり前のことである。私も今回話を聞いて今まで一度も疑問に思ったことがなかったが当たり前のことがサービスと言われていて、そのサービスを受けるためにお金も支払わなければならないのだと思った。現在大学では制度などを学んだりしているが制度を学べば良いのではなく人を見て実際に関わる中で必要なものを一緒に考えられるようになりたいと思う。
  14.  今回の講義を受けて印象に残ったのは、「サービスではなく権利」という言葉です。この言葉から多くのことを学び、感じ取りました。
  15.  私が今大学に通って学んでいる社会福祉は、殆どがサービスの利用者と支援員を基盤としているのだと感じていました。しかし、当たり前のことをするのにどうしてお金を払うのか、どうして感謝をするのかなど、私も自分に置き換えて考えたらおかしいなと思う点がいくつも浮かびました。サービスの利用者と支援員という関係ではなく、人と人という関係であることを考えなければならないと感じました。障害のある人を対象としてみるのではなく、障害のある人の当たり前を一緒に考えていくべきなのではないかと思いました。
  16.  障害を持つ人の生活実態を、ライフサイクルをみて課題を再確認することができました。それぞれの年代によって感じてくる苦労や困難を、事例を通して触れることで、今まで知らなかった障害者の気持ちや思いを本動画を通して理解することができました。また、これは他の障害者によって感じ方も違うと思うので、機会があればボランティアなどに参加して、他の障害者の感じていることや考えていることなどを知りたいと思いました。お話を通して、問題解決及び対応時の心構え、社会からみた障害者のイメージなどを改善できるよう本講義も含め、残りの大学生活で意識的に学んでいきたいと思いました。最後になりますが貴重な時間ありがとうございました。
  17.  この度は貴重なお話をして頂きありがとうございました。健常者と障害者は苦労している点が違うというだけで同じ普通の人間である。かわいそう、気を遣ってしまうなど善意での気持ちは嬉しいが思われている方の気持ちも考えてほしいなど、社会福祉を学ぶ立場として自分も無意識にでも同情しているところがきっとあり、これから担う立場として直せることは直し、プラスにできることは繋げようと一度立ち止まって、社会への視点や障害者からの視点など考えを改めなくてはならないと気づかされるものがありました。
  18.  お話を聞く前と障害者に対する印象が大きく変わりました。聞く前は生活することが大変だから周囲の人や社会が助けて支えてあげなければならない印象でした。そのような対象である存在から、私達と同じでやりたいことや、やりたくないことがあって感情のある人間だということをとても意識させられました。そして、福祉はサービスではなく当然の権利だということにもそのとおりだと感じました。
  19.  小学校低学年などで同級生の障害を持つ子と話したことはあったけど、大人の方から福祉をテーマに話を聞くのは初めてだったので、新鮮な体験でした。
  20.  いままで障害者側への哀れみなども込で福祉の道を選んだが障害者側はそういうものは望んでいないことを知り考え方や接し方を考え直す機会になった。健体者と分け隔てなく接しその上で必要な介助をするということを意識しこれからも学んで福祉士を目指そうと思えた。

第5回 ライフヒストリー

  1.  最近の嫌なことや嬉しいことは記憶に強く残っていたのですが、自分の人生の曲線を書いてみることで自分の人生を振り返って、今までいろんな壁にぶつかって来たのだと実感しました。また、周りの子と人生の曲線を共有してみて、人によって全体的になだらかであったり、激しかったり個人差があったのが面白かったです。これも人の感じ方によって違うのだと思いました。
  2. 今回の授業をうけ、自分の中で消化できてると思っていたことでも、無意識にマイナスの方へ大きく差があったので、消化出来ていないのかなと気づくことが出来ました。
  3. 自分の人生を振り返ってみることによって今まで忘れていたようなささいなことも思い出しました。ペアの人と話すことで“人それぞれ”と言うことが改めてよくわかりました。
  4. 人生曲線をかいてみて、環境が変わった時に様々な変化があると思いました。また、あまり良くない思い出だったものも意外に普通に話すことができて、人に話すと重い気持ちが少し軽くなると感じました。
  5. 学校への入学など同じイベントでも人によって全然波線のプラスとマイナスが違うことがわかった。特に環境が変わる時期がプラスとマイナスの変化が激しいと感じた。
  6. ライフヒストリーを書いている際、20年間どのように生きていたかを振り返ることで自己理解を深めることができた。援助を展開するためには、相手理解が求められることは他の授業でも聞くが、ライフヒストリーを聞くことは相手理解をするために特に優れていると感じた。また、印象に残る人へ手紙を書く際、彼が私の人格形成にどれほど影響を与えたか改めて感じた。
  7. 今回の授業では自分の人生を振り返り人生曲線にまとめ、相手に話すという活動を行った。この活動を通じて、周りの環境の変化が人生曲線に大きく影響していることに気づくことができた。
  8. 今回の授業では、人生曲線を書きました。自分はあまりマイナスになる事がなかった為少し書きにくかった気がしました。人によってプライマイナスの価値観が違うため、波の大きさでその人の感情や、歴史を理解できることはすごいことであるなと思いました。
  9. 今回までの講義を通して、他者理解を進めるためにはまずは自己理解が不可欠であると感じました。自分自身の知識や能力を把握した上で、クライアントに接することでよりスムーズかつ安心感のある支援につながる。そのためには日頃から自分自身とは何かと考える必要があると思いました。さらにこの演習を通して、コミニケーションの重要性と思いました。図やグラフなどは簡単に見ることができるが、実際に言葉にすることで整理されることも多い。また、表情や言動を観察することでわかることもあると思いました。"
  10.  話していると人生曲線に書いたこと以外にも思い出される出来事があったので、語ることはライフストーリーを理解する上でとても大切なことだと感じました。
  11. 人によって曲線の波が全然違い、驚きました。先生が授業中に言っていたように語る作業では自分のつらい思い出などが消化されていたと思います。その頃は嫌だったことも「今ではこんな力になってたんだな」という振り返りのような作業にもなりました。
  12.  他者の人生の曲線、ライフサイクルを知ることで相手の人柄がどういう過程で構築され、自分と価値観の分岐点がどこで生まれたのか、またそれを知り、観察することで当事者の強みを見出すだけでなく、自分の経験からでは生まれなかった考えを他者の経験を知ることで、自身の成長や視野の拡張に繋げられるなど、改めて分析力と情報の客観的視点の重要性を学ばされるものがあった。
  13. ・同じぐらいの長さの人生を送っているのに、人によって曲線の形は全然違うことがわかった。
    ・自分の人生を曲線にしてみると、自分の人生の波がよくわかった。
    ・その当時きつかった、辛かったと思っていたことも、改めて今考えて曲線にしてみると、そこまでマイナスな出来事ではないということがわかった。
    ・相手に渡さない手紙を書く機会はないので、不思議な感覚だった。"
  14. 自分の人生を振り返ることは滅多にないのでいい機会でした。また人に話すことで自己理解にも繋がると思いました。
  15. 今回の授業で自分の過去について改めて振り返る事ができました。相手と自分のつらかった過去が似ていたのでその部分が共有できました。これからもたくさんのライブイベントがあると思うので、色々な経験ができたら良いなと思います。

 

第4回 人の理解:バイオ・サイコ・ソーシャル

  1. 質問について考えた。日頃人を観察して質問を考えることがないため、改めて考えると時間がかかると思った。第一印象でより多くの情報を得ることができるようになっていきたい。
  2. 今回の授業では、お互いの質問と回答を行ない、そのあとAさんの事例についての情報とバイオ、サイコ、ソーシャルの視点についてでまとめました。ふたつのことに共通して言えることは感情とその人の人間関係が強く関わっていると思いました。
  3. 今回の授業で相手を理解するための会話は難しいと感じた。今後、質問を会話の中でする際には、クローズドクエスチョンからオープンクエスチョンに話を広げて、相手の表面的なことだけでなく感情や関係を理解できるようにしたい。
  4.  ペアワークの観察して気づいたことをメモするというのは、なかなかして来なかったことなので少し恥ずかしさがありましたが、回数を重ねて慣れていきたいと思います。ワークシートの、バイオとサイコとソーシャルの区別がつかない情報があったので、そこを瞬時に区別できるようになりたいです。
  5. 身体的な不自由が生じた際に、バイオ、サイコ、ソーシャルなどの多面に渡り影響を及ぼす事が分かった。
  6. "〜課題〜Aさんの良さや強み
    ・草花を大切にし、こまめに水をあげているとてもマメな性格
    ・同世代の人との交流は大切にしていた
    ・小学校教諭だった(人とコミュニケーションを取る能力はある)"
  7. 相手の特徴から質問を考えるというのは難しかったけど、重要なスキルの1つなんだなと感じました
  8. 他人を観察して、質問を考えるのは難しかったです。どこまで踏み込んでいいのか塩梅も難しかったけど、質問を通してより相手のことがわかったと思います。
  9. 質問をし合ってグループの人のことを知ることができました。また、見た目からの情報も重要だと分かりました。
  10. 相手を理解するためには、名詞で答えられる質問だけではなく、相手の思いや気持ちを聞くことができる質問も必要だと分かりました。
  11. 観察したり質問をして少し相手のことを知ることができました。他者理解ではAさんの情報を整理していくとバイオとサイコとソーシャルの関係性がよくわかりました。最初よりも段々と意見を交換し合うことができるようになったと思うので続けていきたいです。
  12. 私たちが目指す社会福祉士は、人を観察する力が求められる。その練習として同級生を観察対象にしたが、服装や容姿をみて人柄や社会背景を考えるのは知識がいると感じた。また、Aさんをバイオ・サイコ・ソーシャルの視点から考えたが、ストレングスを把握し、強みに寄り添った支援を考えることの大変さを事例を読んで感じた。
  13. 課題2. ①Aさん82歳・杖をついている
       ②憔悴している・福祉サービスに乗り気じゃない・趣味のガーデニング・サービスに抵抗感
       ③夫を事故で亡くす(32)・一人暮らし・両親が死亡している・遠方に住む兄がいる
    ・近隣住民が親切・   同世代が亡くなる(75)
    課題3「身の回りのことで世話になりたくない」など、自分の力や考えをしっかりと持っていて、生きることに前向きだと感じる事例がいくつかあった。(股関節を悪くしても、杖をついて生活している)(32で夫を亡くしているが、教師としてやり遂げ生きている)(趣味がある)
  14. 事例を読んで、前回学習したマッピングツールなどを使って素早く頭の中を整理しないといけないので、今回みたいな事例をもっと読んで、マッピングツール→展開ワークまでスムーズにできるようになりたいです。
  15. 相手に質問をしたり、自分が相手の人の質問に回答したりするところで自分は性格や思いの質問が多かったのに対し、相手は身体や容姿に関する質問が多かったので相手によって知りたいことは違うのだなと感じた。事例の情報をカテゴリーに分類する問題はどの情報がどのカテゴリーに分類されるのかが、分かるものはすぐに分かるが、迷ったものもいくつかあったため少し難しかった。

第3回 マッピングツール:人の環境の理解

  1. エコマップのその人にあった支援を考えることがまだ知識が少ない事もあり難しかったです。
  2. 初めてジェノグラムを作成したので、とても難しく感じました。私は自分の家族構成を参考にして、その後、生活課題の領域を想定しましたが、家族間の関係性や支援、サービスを考えるのはとても悩みました。グループの子と話した時、他にも良い支援策のアイデアをもらったりしたので、そのことも参考にしながら、今後またジェノグラムを作成する機会があれば、より良い支援を考えられるようにしたいです。また、最後のYouTubeで見たRさんのような人は街中ですれ違っただけでは、寝る場所もお金もないといった問題を抱えているようには見えないし、Rさんと同じような問題を抱えている人はコロナ禍になってより多くなっていると思うので、その問題を抱えた人たちを見つけて支援していくことはとても大事だと思いました。
  3. ファミリーマップやエコマップを架空で考えるのはとても難しかったです。特に支援やサービスを考えるのが大変でした。もっと地域との関わりなどについても書くことができたら良かったと思いました。
  4.  3つのマッピングツールを使ってマップを作成したが、架空の生活課題を考えるのが難しかったのと、それにより誰がどのような状況に陥り、その人たちは何を必要とするのかを想像するのがあまり出来なかった。
  5. 一人ひとり物語があり、ファミリーマップがあり、そこで起きた生活課題の支援の方法を探す方法であったり、どうやってアプローチをしていくかが大切になってくるのだと思いました。
  6. "マッピングルーツについて学習しました。図に書くだけでは難しいこともあると感じました。しかし、図に表すことで、簡略化されてはいるが、一目で関係が分かるため便利だと思いました。"
  7. 図として整理するのが難しかったです。マッピングツールで整理すれば、家族関係や社会環境との関係などが理解しやすくなると思いました。
  8. マッピングツールで家族間での感情の視覚化と課題にあった支援やサポートを考えることがとても難しく、自分の考えた支援の仕方で家族間の援助ができるのか不安に感じました。
  9. 今回の授業で気付いたことは、ジェノグラム、ファミリーマップ、エコマップを作成し、家族構成、人間関係を可視化することで問題点が想定しやすくなることであり、良かった点は他の人としっかり意見交換ができたことです。
  10. "ジェノグラムやファミリーマップ、エコマップと今まで聞いたことのない言葉がたくさん出てきたが、自分で表を作成することによってより理解が深まった。表にすることによって誰にどんな支援が必要なのかを客観的に見ることができた。"
  11. ジェノグラムを書く際、チームで支援をするため見てわかるように伝えるのが大切と言っていましたが、私が書いたジェノグラムは説明なしにわかるものではなかったので、次書く際は、他者に伝えることを意識して書いていきたいと思いました。また、私は、実際の生活課題をベースにジェノグラムを書いたのですが、自分で思いつく限りで4つの支援を思いついたのに実施できていなかったので、もし支援が必要になる際に、私ができる範囲で個人・環境・その2つの関係にアプローチしていきたいと思いました。
  12. 今回はジェノグラムを作成した。これもこの前行った価値観シートと似ていて、人それぞれ違った課題・支援・サービスがあり、どれも納得できた。書くのはとても難しく、これからも学んでいこうと思った。
  13.  ジェノグラムは比較的分かりやすく見ただけで理解がしやすいが、ファミリーマップやエコマップは的確に書くのが難しいと感じた。また、一人一人の関係が複雑になればなるほど、矢印が増えてより大変になるのではないかと思った。メタ認知的に考えながらも共感的に理解することが大事だと学んだ。
  14. ジェノグラムを作成するのが難しかったです。班のジェノグラムを見て、生活課題対するサービスに関して自分では思いつかずなるほどと思う場面がたくさんありました。これから色々な場面でマッピングツールを使用することになると思うのでしっかりできるようにしておきたいです。
  15. 作られた表の関係性などをしっかりと理解して解釈することがこれから求められる力だと分かったので、しっかりと読み取れるようにしていきたいです。
  16.  実際にジェノグラムを作成してみて当事者の親族が遠方に住んでいる場合、できる支援が限られた支援にかわってしまうなど、表から遠距離での支援の困難さや当事者に対して希薄になりやすいのではないかという、表での自分の立ち位置について深く考えさせられるものがありました。

 

第2回 他者との相違を感じることを通じ自分を理解する糸口をつかむ

  1. 価値観の違いにこんなに差があるなんて驚きました。しかし、理由を聞いて納得いくものがとても多くて、なるほどと思いました。しっかり自分の意見も言えたので良かったです。
  2. 2年生のゼミの初めての対面だったので始まる前までは緊張していましたが、みんな話しやすくてグループに分かれて良い話し合いができたと思います。まだまだ自己主張するのも難しいですが、もっと自己理解をして他者理解を進めていきたいと思います。
  3. 今回の授業では価値観について学びました。一人ひとり価値観が違うため、愛が大切か、それとも夢が大切かを自己理解、他者理解し、それをひとつの答えに出すことは難しいことだなと思いました。
  4. 自己理解と他者の価値観について、普段ではなんとなく生きている自分の考えや、自分の価値観を他者の価値観と比べた時、生まれるそういあなど、自身を客観的に見つめる良い機会になりました。
  5. 初めてゼミの子に会ってたくさん話し合いができて楽しかったです。自己理解と他者理解をコミュニケーションを通して深めていきたいです。
  6. 他者との相違を感じることを通じ自分を理解する糸口をつかむということで、自己紹介と価値観ゲームをした。特に価値観シートでの話し合いが盛り上がった。グループのみんなの意見を聞いて、気づかなかったことや自分の価値観というものをしれた気がした。また、他のグループと全然違う結果になったのも面白かった。"
  7. 今回の授業で様々な価値観があることが分かった。自由が比較的上位に来ていた訳はコロナ禍において様々な制限がかけられている事が要因にあると思った。
  8. 自己紹介をし、同じチームだった人の事をよく知る事ができました。コミュニケーションをとるのが苦手なので他者理解ができるように頑張りたいです。
  9. 久しぶりの対面で緊張したけど、楽しく授業していきたいです。
  10. 価値観は一人一人、境遇や今までの歴史によって変わってくるので、それに順位をつけることは難しいと思いました。
  11. 価値観は人それぞれ全然違い、たった4人のグループなのに似てるところはあってもバラバラな部分が多かった。価値観には正解はないと言うことを改めて知ることができた。
  12. この授業では初めての対面で緊張していたけど、同じグループだった人みんな優しくて安心しました。価値観ゲームでは自分と違う順位づけをした人の意見などいろいろな考え方を聞くことができて面白かったです。
  13.  価値観ゲームでなかなか順位が決まらなかったので人によって色々な価値観があり、自分の価値観や性格も今回のゲームで少し理解が深まったと感じました。
  14. 自己理解と他者理解について学習、レクリエーションをやりました。自分が普通と考えていることが、他の人からすると普通ではない事もあると学習しました。一方的に意見を言うのではなく、話し合う、信頼関係を築くことが大切と感じました。
  15. 去年までは、自己紹介等での相手に対する質問がなかなか自分から出来なかったのですが、今年は自分から積極的に働きかけていくことを目標に頑張りました。 価値観で順位をつけた時は、チームの皆が同じような意見で、他のチームでも似たような結果になるのではないかと予想していたのですが、人によって価値観や考え方は違うのだなと改めて思いました。「愛」の順位に高低差があったことは、自分自身は低く設定していたので、とても興味深かったです。
  16. 自己紹介で、ポケモンが好きだという発言をした点において、子供向けのキャラクターを堂々と発表した私は、オープンな性格なのではないかと新たな自己理解をすることができました。また、価値観ゲームでは、生き方や生活背景によって、ひとりひとり重要にしているものが違うことを知りました。このことから、自分の価値観を押し付けず、柔軟に対応できるよう、他社理解をもっと深めていきたいと思いました。